湘南 西湘 シーバス釣行記−SandWalker
プロフィール 久保田 剛之
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湘南エリアと西湘エリアのシーバス 湘南・西湘南エリアは関東のシーバスゲームの中でも指折りの難関エリア。昔から『湘南シーバス10日に1匹』なんて言葉もあるくらい。 なぜお隣の東京湾はあんなにもシーバスが居てよく釣れるのに、湘南・西湘南エリアではシーバスが釣ることが難しいのでしょうか? いくつか理由があり、1つは湾を取り囲む岸の総延長距離が短いこと。 東京湾には運河が多数あり流入河川の数も多い。シーバスという魚は岸辺を捕食場所とすることが多い為、複雑に入り組んだ岸の総延長が長ければ長いほどシーバスの寄る面積が広いということになります。 その点相模湾は入り組んでいるとは言い難い地形で岸辺の総延長距離が短いということが考えられます。 もう一つは群れを構成する個体数というものが考えられます。 それぞれの湾のシーバスの数というのは調べようが無いためなんとも言えませんが、東京湾で接岸するシーバスの1つの群れでは大きいものでは数百匹の群れなんていうのもあります。 それに比べ相模湾シーバスはそれほど大規模な群れを作りません。湘南・西湘エリアという範囲でみれば数匹単位というのがレギュラーで大規模でも数十匹というところでしょう。 シーバスが群れの中で競い合うようにルアーを追ってくれると非常に釣り易いです。 しかし数匹単位の群れでは競い合う前に警戒心が先に高まることも多々あります。警戒心が高まってしまうとルアーにはなかなか反応してくれません。 その辺りが湘南。西湘のシーバスの難易度を上げている要因ではないかと僕は考えています。 また初心者は実際に釣ることで初めて自分のやっていることが正解なのか不正解なのかを知り成長することが出来ますが、湘南・西湘エリアだけでシーバスを狙っていると、例え釣れたとしても初心者のうちは極稀なのでそれが必然なのか偶然なのかの判断が非常に付きにくい。 そこもまた湘南・西湘シーバスを難しくしているのだと思います。 だからこそ宝探しのようで面白い、そうプラス思考に考えて釣れないことも楽しめる寛容さを持って挑んでください(^^) トップに戻る |
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